こんなにも他人に観てもらいたいと思った映画は初めてだ!

映画の描き出した世界は、なんて善意に溢れていることか。

保護犬の、演技では無い真摯で純粋な瞳に打たれた。

大阪に住んでる父を茨城に呼んで一緒に見に行ったのですが、
まさかの父が号泣し大ファンになって、
すぐにパンフレットとポストカードを買っていました。

最後まで感動の連続でした。素晴らしい映画をありがとうございました。

画面からじわじわしみ出すその善意の全身全霊さにやられた。

「これは犬を描いた物語である」という方向に徹底して振り切った判断に拍手。
また、お涙ちょうだいに堕する事なく、事実を積み重ねていく演出もいい。

全ての景色がタローの心情とシンクロしている。

人にとって大切な何かを教えてくれる要素がたっぷり含まれた素敵な映画です。

79歳になる母親から「石岡タローを観に映画館に連れて行ってほしい」と言われて、
親子二人だけで行くのは初めての映画館に行ってきました。
母親の話を聞くと、なんと映画館に行くのは約60年ぶりとのこと。
母親は片方の耳が聴こえづらいため多少の不安はありましたが、映画が始まってからは、
隣で感動で泣きながら観ている母親を見て「連れてきて良かった」と思いました。
近年の映画にはない、間違いなく「全世代の方々が観れる映画」だと思いました。
私たち親子にとって「年齢的なこと」などを考えると親子二人で映画館に観に行くのは
今回の「石岡タロー」が最初で最後になるかも知れません。
親子で「石岡タロー」を観に行けたことが一生の良い思い出になりました。